自担がいなくなるかもしれない。
これはしがないオタクのブログである。
ヤマもオチもない。
自担がいなくなるかもしれない。
わたしの長いオタク人生の中で考えた事もない案件である。
ともかくまずは簡単にわたしのオタク人生を振り返る。
小学5年生〜高校2年生まで華の青春時代を櫻井翔に捧げ、
高校3年生〜大学入学までを坂本昌行に捧げ、
大学入学〜大学2年生の春までを中間淳太に捧げてきた。
全くおかしな自担歴だが、それを話すと長くなるので今回は割愛する。
本題はここからである。
大学2年生の春にわたしのオタク人生に大きな転機が訪れる。
それはJr.への一目惚れである。
Jr.は沼だと重々承知していたため、
敢えて避けて通って来たにもかかわらず、
当選の2文字に浮かれて少年倶楽部の収録に行ったのが事の発端である。
子供達にまぎれてハタチ目前にしたババオタが行くべき場所ではないと行ってから気付いたが、
時すでに遅し。
そこで一目惚れしたのが萩谷慧悟である。
既成音源が流れる中で彼はマジで叩いてる…
格好良い…
すき…
とまあ、彼の後ろ姿に惚れ込んだ。
ハイ、アウト。
がしかし、わたしにはジャニーズWEST広島公演が残っていたため、これは気の迷いだと言い聞かせ、広島へ。
自惚れだがわたしを引き止めるかのような中間淳太からの爆レス。
頭の中には萩谷慧悟の面影もなくはしゃいだ。
がしかし、神様は意地悪なもので同じ月の少年倶楽部の収録参加のチャンス与えて来た。
ちなみに今回は観覧である。
そこでわたしが双眼鏡越しに追っていたのは、中間淳太ではなく、萩谷慧悟だった。
はぎやくんだ〜と間の抜けた声で彼を追っていたことを疑うなら、わたしのシンメが証言する。
がしかし、Jr.担になってしまったらわたしは歯止めが効かないダメだと言い聞かせ、クリエ公演は目を瞑った。
掛け持ちとは違う、
なんだかなぁ、わたしの自担は誰なんだ?
という時間が過ぎる。
坂本昌行主演舞台3〜2列を5,6回入っていたのもクリエ公演終わってからのこの時期である。
全くの迷走期である。
全く常人ではない。
共通点はかろうじて皆ジャニーズであるということのみ。
ちゃっかりしっかりジャニオタである。
そして季節は夏になり、
わたしが胸を張って萩谷担になるときがくる。
夏の六本木はとにかくアツイ。
連番したのは遠い昔に出会った美帆。
翔くん2連したの懐かしいねアハハなんて昔話は秒で終わり、
私たちはLove-tuneに全てを捧げる決心をする。
萩谷担と顕嵐担の爆誕である。
めでたい。
マジで目が飛び出すほどに相場が高いLove-tune公演に定価で良番入ってしまったらもうそこは
沼オブ沼。
近さが異常。
適当に応募したら席も適当で立ち見が来たA.B.C-Zの5周年ライブ。
ヤバイことに気づいた。
バック目的でデビュー組のライブに来ている。
立ち見なのに入っている。
必死か。
そして季節は流れ秋になり、夢のZeppである。
チケットはない。
金はある。
わたしと美帆に行かないという選択肢はない。
先に断るが湾岸は割愛する。
Zepp後
贔屓目にもLove-tuneって最高だな!
なんでJr.やってんのかわかんねえや!
だいすき!
わたしはJr.担だと確信を持ってわずか2ヶ月やそこらの出来事である。
記念すべきファーストライブに
初心者マークが入っていいものかと思ったが、入ってしまった。ありがとうLove-tune。
耳タコは承知である。
が、安井くんが目に涙をいっぱい浮かべて、
このチャンスを無駄にしない。
絶対諦めない。
と言ったこと。今でも鮮明に覚えている。
何がとは言わなくても、
あそこにいたメンバーもスタッフもオタクも、
目指すべき場所はひとつしかないことくらい明瞭である。
わたしと美帆は
ヤバイ
最高
ついていく
以外の語彙を失った。サヨナラ語彙。
〜湾岸割愛〜
年が明け、恒例行事らしい帝国劇場へ足を運ぶ初心者マークの萩谷担。
それなりに知識をつけ、無所属のJr.以外は顔と名前が一致するし、だいたいの人となりもわかる。
はぎちゃん可愛いね〜〜ぺろぺろと通り一遍のキモオタを発揮しているところに飛び込んで来たking&princeのデビュー。
ん?デビュー?Love-tuneは?
すぐにわたしの頭をよぎる安井くんの絶対諦めないという言葉。
それでもJr.は誰にも守られない。
言ってしまえば個人戦。
彼の意思がぷつんと切れたらそれまで。
わたしの頭の中は
萩谷慧悟はもしかしたら、見切りをつけて事務所を辞めてしまうのではないかという恐ろしい考えでいっぱいになった。
萩谷慧悟が大学4年生になる今年の春。
わたしはこの時から口を開けば、
はぎやくん就活しないで!
SMAPに憧れてジャニーズになったらしい彼は昨年12月でJr.歴10年である。
なんとも区切りがいい。
自ら首を絞める始末である。
大丈夫!はぎちゃんは辞めないよ!と身内に励まされ、そうだよね…萩谷担が彼を信じなくて誰を信じるの…と自身を奮い立たせようとした矢先
2月初日に訪れる萩谷慧悟 退所疑惑。
目の前が真っ暗になった。
終わった。
萩谷担になって半年足らずで退所疑惑?
なんだそれは。
自担はいて当たり前の世界に7〜8年いたもので、これこそ平和ボケであると痛感した。
年齢のアレはあるが事務所というデカイバックが付いているため、辞めるだの物騒な噂はまずでない。
ここでわたしはJr.を応援していることに気がつく。
現場がいっぱいだ♡毎月はぎやくんだ♡
などと浮かれている時に馬鹿みたいに大きな釘を刺されたものだ。
これは困った。
自担がいなくなるかもしれない。
さてどうしたものか、
とりあえずオロオロと慌てる。
噂といえどオロオロと慌てる。
そしてオタクの無力さを感じる。
そうだ公式グッズを買おう。
萩谷慧悟が写っている公式写真をとりあえず5枚ずつ買ってみた。
いわゆる購買活動である。
がしかし不安は消えない。
わたしが公式写真を5枚ずつ買ったところで、彼が事務所に留まるか否かが決まるわけがない。
困った。
焦った。
彼がいない生活なんて考えたこともない。
考えたくもない。
お金を使うときは必ず彼が頭に浮かぶ。
チケ代にとっておこう〜が常である。
アイドル萩谷慧悟がいる世界が当たり前になっていた。
鬱病末期のような状態でとにかく大阪へ飛んで祭りに入る。
安井くんは天才だと思った。
彼の口からこれからも7人で頑張っていきます!と。
疑ってごめん!!!そうだよね!!!
Love-tuneは7人だしドラムいなかったらバンド成立しないもんね!!!
信じる!!!だいすき!!!
横アリ単独めちゃくちゃ楽しみ!!!
と浮かれポンチになったのもつかの間。
3月頭に訪れるLove-tune独立の噂。
頭が痛い。
何故だ。
あれほどまでに輝かしくアイドルをしている7人をつい先日見て来たっていうのに。
何故だ。
アイドルではなくなるのか?
自担どころか自担ユニ全て事務所を後にするのか?
契約とは?
非常に頭が痛い。
萩谷慧悟に出会って1年。
本格的に萩谷担のオタクをして半年強。
わたしのオタク人生史上最もヤバイほどピンチな状況にある。
全てとまではいかなくとも、3月末の祭りできっと何かしら明らかになる。
我らが安井くんが全てを背負って、Love-tuneとオタクを繋げてくれる。
信じてるよ、Love-tune。
ずっとついていくよ、Love-tune。
萩谷慧悟くん、
あなたにとってアイドルは天職よ。